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アメリカでの投資~どの証券会社を選ぶか(私が使っている証券会社&その他の証券会社)

今回は私がアメリカで使っている証券会社のお話です。今のところ5社に口座を持っています。そのうちの2社は401(k)用なので割愛し、それ以外の3社(Fidelity、E*Trade、Robinhood)に口座を開設した理由(または閉じていない理由)および似たような特色を持つ他の証券会社について考えてみます。 いわゆるオンライン・ブローカーのみを対象にしています。

1. 総論

本題に入る前に、証券会社に関する客観的なデータを紹介します。

1.1 証券会社の規模によるランキング

Fidelity、TD Ameritrade、Charles SchwabおよびE*Tradeが4大証券会社のようです。

会社名
(Brokerage firm)
証券口座数
(Number of
brokerage accounts)
総運用資産
(Total managed assets)
Fidelity29.6 million $2.96 trillion
TD Ameritrade11.5 million$1.32 trillion
Charles Schwab11 million$3.7 trillion
E*Trade7 million$346 billion
Robinhood6 millionno data
Ally Investments6 million$178 billion
Vanguard2 to 3 millionno data
Merill Edge2.5 million$200 billion

(出典:Brokerage-Review: 10 Largest Discount Online Brokers Ranked by Sizeに掲載のデータを利用 [1/17/2020現在])

証券口座数(Number of brokerage accounts)をみると、Robinhoodが意外と健闘してます。とはいえ、一口座当たりの運用資産はかなり少ないのではないかと思います。Ally Investmentも思ったより口座数が多いです。逆にVanguardが知名度の割には少ないです。

総運用資産額(Total managed assets)でみると、FidelityとCharles Schwabが圧倒的に大きいですが、両者は401(k)の運用会社としてよく使われるからかもしれません。

1.2 便利な比較ツール

StockBrokers.comというサイトがかなり詳細にオンライン・ブローカーの比較をしていて、自分でどの証券会社を比較するか選べます。以下の記事でも何か所か参照させてもらいました。

4大証券会社の比較はこちら→ Fidelity、Charles Schwab、TD AmeritradeとE*Tradeの比較表

2 . Fidelity Investments

2.1 口座を開設した理由

一番初めに口座を開いたこともありメインで使っています。開いたときは数年で日本に帰るつもりでいたので、吟味に吟味を重ねたというよりは、オンラインブローカーの口座の比較サイトをみてさくっと決めました。

無料で取引できるミューチュアルファンドの豊富さ、取引手数料等を中心に比べました。自宅の近くに支店があるというのも安心材料の一つでした。

2.2 お薦めポイント

  • 今では一般的になりましたが、株式、ETF等の売買手数料が無料です。
  • 国内送金・国際送金ともに無料です。
  • オンラインのプラットフォームが使いやすいです。他と比較した訳ではないのであくまでも主観ですが、あちこち探し回らなくても目的の情報に比較的容易にたどり着けます。
  • 2020年から、リアルタイムでの単元未満株および単元未満ETFの売買が可能になりました(スマホアプリでの取引の場合に限ります)。(参考: Fidelity:Dollar-based investing)
  • Webinar、少人数制のクラス(30人程度)およびマンツーマンでのコーチングセッションの3本立てで、顧客の知識向上に努めています(参考:Weekly Fidelity classes for beginnersCoaching sessions with the Trading Strategy Desk®)
  • 頻繁にトレードをする人向けになりますがActive Trader Proというプラットフォームが用意されています。
  • 預入金額によってはVIP対応が得られます。(参考:Benefits For Large Accounts At Vanguard And Fidelity
  • 提携のクレジットカードがかなり優れもので、購入カテゴリー関係なくキャッシュバックが2%つきます。年会費無料です。私はメインカードとして使ってます。

Fidelityに既に口座を持っている人、口座開設を検討している人は、以下の記事も参考にしてください。

2.3 (参考)使い分けのコツ

我が家の場合全部で6つ口座があり (Roth IRA、Traditional IRAが私の分と主人の分とそれぞれあるため) 、以下のように使い分けています

  • Joint Account: 最初は私の個人口座として開きました(日本に送金する際にこの方が面倒臭くなさそうなので)。グリーンカードを申請する際に主人との共同口座に変更しました。投資の大半はここに入れていて、将来IRA口座と401(k)口座を補完する老後資金として、比較的堅実に投資しています。
  • Individual Account:リスクはあるけれども伸びそうな株に投資する、いわば遊び心を持ちながら投資するための口座(名付けてMad Money口座)という位置づけです。
  • Traditional IRA × 2:毎年一旦こちらに拠出してその年のうちにRoth Conversionをしています。なので、年末はいつも残高ゼロです。
  • Roth IRA × 2:ミューチュアルファンドと株が半々です。老後資金なので、安全性を重視しながらも成長性も加味しています。

3. E*Trade

3.1 口座を開設した理由

かなり前になりますが、オプション取引の勉強をしようと思いOptionHouseという証券会社に口座を開いたのですが、その後OptionHouseがE*Tradeに買収されたのを機に私の口座もこちらに移動になりました。オプション取引もFidelityでやればいいかな(Option Houseの口座は解約しようかな)と思い始めた矢先だったのですが、すぐに解約するのもなんだしと思って様子見をした結果、継続することに決めました。

3.2 お薦めポイント(+Fidelityとの違い)

  • 今では一般的になりましたが、Fidelity同様、株式、ETF等の売買手数料が無料です。
  • デモトレード(Paper Trade)ができます。これはFidelityにはない特徴です。
  • Power E*Tradeという、テクニカル分析やオプション取引に使いやすいプラットフォームが誰でも(預入金額に関係なく)無料で利用可能です。(Fidelityが提供しているActive Trader Proは専用のプログラムをダウンロードするため、パソコン上でしか利用できないのに対し、Power E*Tradeはウェブ上のプラットフォームなのでプログラム類のダウンロードは不要です)。
  • Power E*Trade専用のスマホアプリがあり、かなり高性能で、ウェブ上のプラットフォーム同様、テクニカル分析に役立つグラフを描いたり、株式のスクリーニングができます。(FidelityのActive Trader Pro専用のスマホアプリはありません)
  • 頻繁にWebinarを開催しています。平日開催がほとんどですが、一部の例外を除き大抵のセミナーは翌日にはオンライン(On Demand)で受講可能です(Fidelityも平日のWebinarが頻繁に開催されていますが、オンラインで受講できるようになるまで数週間かかるようです)。
  • 年に数回各地で週末に一日セミナー(オプション取引フォーラム)を開催しています(会場に来れない人のために、Webinarも同時開催)。週末でないとセミナーに参加できない顧客のことも考えている姿勢が好感が持てます。
  • 先物取引(Futures Trading)ができます。個人的には先物取引に手を出すことはないとは思いますが、一応選択肢は多い方がいいかなと思うので、E*Tradeを継続する理由の一つになっています。

E*Tradeに既に口座を持っている人、口座開設を検討している人は、以下の記事も参考にしてください。

3.3 気になる点

2020年月にMorgan Stanleyに買収されたので、将来的にもE*Tradeブランドが今の形態で続いてくのか、完全に吸収されてしまうのか気になるところです。もっともMorgan Stanley(投資銀行)はE*Tradeとはいわゆる競合関係ではないので、うまく補完しあっていい方向に行くのかなと思います。

4. ロビンフッド(Robinhood)

4.1 口座を開設した理由

多くのミレニアル世代 の若者が使っているとの認識です。上記の通り、口座数はE* Tradeに迫る勢いで伸びています。

私は全くの興味本位で口座を開設しました。別の記事でも書きましたが、ニューヨーク州のビットライセンスを取得している点を評価しています(証券取引とは関係のない話ですが)。

4.2 こんな人に向いてます

株式取引をこれから少額から始めたいという人には向いていると思います。但し、リサーチツールが圧倒的に不足しているので、 本格的に株式取引をやりたい人にはちょっと物足りないかもしれません。 なのでいずれは大手の証券会社の口座を開く方が良いかもしれません。

個人的には「See the most popular stocks on Robinhood」というコーナーでRobinhood内で人気の株式100銘柄を一覧表示しているのが気に入ってます。ミレニアル世代 がどんな企業に興味を持っているのかを知りたい人にもお勧めです。(参考までに、本サイトの「投資アプリロビンフッドで人気の銘柄」フォーラム内で、定期的に人気銘柄トップ10をチェックしているので、興味のある方はのぞいてみてください)

仮想通貨の売買を(ロビンフッドの口座内のみで)気軽にやりたい人も、ここから始めてもいいかもしれません。

興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。

5. 代替案(1) Charles Schwab 

ざっと比較した感じでは、Fidelityに勝るとも劣らないという印象です。4大ブローカーの中では、支店の数が一番多いです。

提携銀行Charles Schwab Bankのデビットカードが世界各国のATMで無料で使える(ATM利用時に徴収された費用が戻ってくる。上限なし)というのが人気が高いです。

Fidelityとの比較表 → StockBrokers: Charles Schwab vs Fidelity 2020

6. 代替案(2) TD Ameritrade

個人的には結構気になっています。E* Tradeに口座を持っていなかったらこちらに口座を開いていたかもしれません。

E*Trade同様、デモトレード(Paper Trade)ができるようです。また、先物取引のみならず、為替取引もできるようです(E*Tradeは先物取引のみです)。

StockBrokers.comの比較表をみると、TD AmeritradeはChart関連が強く、Day Traderに向いているようです。

あと、顧客の教育に力を入れているようで、Webinarの数が桁違いに多いので、初心者の獲得にも力を入れているようです。E*Trade同様、週末に各地でセミナーを開いています。

2019年11月にCharles Schwabに買収されたので、いずれは合併してしまうのか、TD Ameritradeのブランド名は残して二本立てでいくのか気になります。また大手同士の合併ということで、そもそも独禁法に抵触して合併はなしになってしまうこともあるのか等、先行きがちょっと気になります。

E*tradeとの比較 → StockBrokers: TD Ameritrade vs E*TRADE 2020

7. 代替案(3) Ally Investments

Ally Bankの系列会社なので、既にAlly Bankに口座がある人はとっつきやすいかもしれません。

先物取引はできないですが、意外なことに為替取引ができます。デモトレードはないようです。 全体的にE*Tradeと比べると見劣りする気がするのですが、ミューチュアル・ファンドの種類が多いようです。

E*tradeとの比較 →  StockBrokers: E*TRADE vs Ally Invest 2020

8. 代替案(4) Vanguard

手数料が低いインデックスファンドに定評があり、Warren Buffet氏しかり、Jim Cramer氏しかり、「Vanguardの」S&P 500インデックスファンドを勧める賢人が多いです。

なので、ミューチュアルファンドやETFを中心としたインデックスファンドを利用していく予定の人に向いているかもしれません。

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