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アメリカ生活:2ドル以下で買える名作全集・選集(英語版・Kindle本)

一作品が1ドル以下のキンドル本はたくさんありますが、同じ作者の作品またはシリーズ作品全部が一冊にまとまった本(全集)や代表的な作品が一冊にまとまった本(選集)も2ドル以下で入手できるのがキンドル本の良さです。今回はそういったキンドル本を紹介します。

1. はじめに

アマゾンで買い物をしてチェックアウトをするときに、「Amazon Day delivery」や「No Rush shipping」を選択すると、キンドル本、アマゾンミュージックのダウンロード等に利用できるDigital Rewardが貰えますが、大体3か月程度で使用期限が切れてしまいます。

毎回使用期限が切れる間際になって、端数のRewardがあるときには1ドルや2ドル以下で買える本がないか探してしまうのですが、同じような経験をしたことのある人のために、私が見つけた格安の名作全集・選集を紹介します。尚、コピーライトが切れた作品が収録されているのが安さの秘訣なので、古い作品が中心となります。

「Amazon Day delivery」「No Rush shipping」については、以下の記事をご覧ください。ちなみに、どちらもプライム会員が対象です。

Amazon Prime活用法についての解説です。「Shipping Benefits」、「Streaming Benefits」、「Shopping Benefits」、「Reading Benefits」と「Other Benefits」に大別されていますが、代表的な特典をご紹介します。

2. 教養を高める

2.1 ハーバードクラシックス

これ一冊あれば10年位読む本に困らないかもしれません。世界の文学51巻とフィクション20巻の合わせて71巻が一冊にまとまっています。71作品ではなくて71巻(各巻に複数の作品が収納されています)なので、総ページ数も合計40,393ページと壮大です。

蔵書の一覧はウィキペディアに詳しく載っています(ウィキペディアの日本語ページは本のタイトルと作者の紹介のみです。英語ページはハーバードクラシックスの背景も含め詳しく説明されています)。

一例をあげると、プラトンの「ソクラテスの弁明」、アダム・スミスの「国富論」、チャールズ・ダーウィンの「種の起源」、「千夜一夜物語」、「グリム童話」、マキャベリ「君主論」、「仏教:経典」、トルストイの「アンナ・カレーニナ」、ドフトエフスキーの「罪と罰」等、とにかく幅広く収録されています。

参考:全部を読破するのは無理なので、一年間毎日15分ずつ読んで大体の内容を把握しようと思った人のためのReading Guideもあります(4,111ページと、10分の1のボリュームになっているのでこちらの方が現実的かもしれません)。ちなみに同様の内容が載っているサイト(例:Mensetmanus.net)を見つけましたが、読みやすさでいうとキンドル本を買ってしまった方がいいかもしれません。

2.2 シェイクスピア全集

シェイクスピア著作の37の戯曲、160のソネットおよび5つの詩集が含まれています。私は別のバージョン(同じく全集なので内容は一緒だと思います)を購入しましたが、こちらの方が断然安いので下に紹介します。

3. 子供向けの本

3.1 ピーターラビット・シリーズ

以下の23作品が収録されています。日本語タイトルはウィキペディア(べアトリクス・ポター)の情報を拝借しました。ウィキペディアの同ページをみると「ピーターラビットの絵本シリーズ」は以下の23作品なので、すべてを網羅しているようです。

  • The Tale of Peter Rabbit (ピーターラビットのおはなし)
  • The Tale of Squirrel Nutkin (りすのナトキンのおはなし)
  • The Tailor of Gloucester (グロースターの仕たて屋)
  • The Tale of Benjamin Bunny (ベンジャミンバニーのおはなし)
  • The Tale of Two Bad Mice (2ひきのわるいねずみのおはなし)
  • The Tale of Mrs. Tiggy-Winkle (ティギーおばさんのおはなし)
  • The Tale of the Pie and the Patty-Pan (パイがふたつあったおはなし)
  • The Tale of Mr. Jeremy Fisher (ジェレミー・フィッシャーどんのおはなし)
  • The Story of a Fierce Bad Rabbit (こわいわるいうさぎのおはなし)
  • The Story of Miss Moppet (モペットちゃんのおはなし)
  • The Tale of Tom Kitten (こねこのトムのおはなし)
  • The Tale of Jemima Puddle-Duck (あひるのジマイマのおはなし)
  • The Tale of Samuel Whiskers (ひげのサムエルのおはなし)
  • The Tale of the Flopsy Bunnies (フロプシーのこどもたち)
  • The Tale of Ginger and Pickles (「ジンジャーとピクルズや」のおはなし)
  • The Tale of Mrs. Tittlemouse (のねずみチュウチュウおくさんのおはなし)
  • The Tale of Timmy Tiptoes (カルアシ・チミーのおはなし)
  • The Tale of Mr. Tod (キツネどんのおはなし)
  • The Tale of Pigling Bland (こぶたのピグリン・ブランドのおはなし)
  • Appley Dapply’s Nursery Rhymes (アプリイ・ダプリイのわらべうた)
  • The Tale of Johnny Town-Mouse (まちねずみジョニーのおはなし)
  • Cecily Parsley’s Nursery Rhymes (セシリ・パセリのわらべうた)
  • The Tale of Little Pig Robinson (こぶたのロビンソンのおはなし)

3.2 ルイス・キャロル・コレクション、ルイス・キャロル全集

私は以下のバージョンを購入しました。以下の5作品が含まれています。

  • Alice’s Adventures Under Ground(地下の国のアリス)ー「不思議の国のアリス」の原型となった物語のようです(参考:ウィキペディア:地下の国のアリス
  • Alice’s Adventures in Wonderland(不思議の国のアリス)
  • Through the Looking Glass(鏡の国のアリス)ー「不思議の国のアリス」の続編。ハンプティ・ダンプティやトゥイードルダムとトゥイードルディーといった、マザー・グースに由来するキャラクターが登場します。(参考:ウィキペディア:鏡の国のアリス
  • The Hunting of the Snark(スナーク狩り)ー伝説の生物スナークを捕まえようとする探索者達の一行を描いたナンセンス詩とのことです。(参考:ウィキペディア:スナーク狩り
  • The Nursery ‘Alice’(子供部屋のアリス)-「不思議の国のアリス」を、キャロル自身が「0歳から5歳」の幼児向けに短く翻案したものだそうです(参考:ウィキペディア:子供部屋のアリス)。

ルイスキャロル全集も見つけたので追記します。前述の「地下の国のアリス」、「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」、「スナーク狩り」は含まれていますが「子供部屋のアリス」は含まれていないようです。

3.3 マザーグース

小説ではありませんが、ルイスキャロル・コレクションの欄でハンプティ・ダンプティが出てきたのでついでに紹介します。アガサクリスティーの作品でもいくつかマザーグースをモチーフにしたものがあります。

完全収録版ではありませんが、私は以下のバージョン(The Real Mother Goose)を購入しました。

ちなみに、以下が上記キンドルのもとになったハードカバー版です。結構古くからあるようで、実は私も昔持っていました。

3.4 赤毛のアンシリーズ 全集

タイトルに「Complete Collection」とある場合は、以下の8作品が収録されているようです。日本語タイトルはウィキペディア(アン・ブックス)から拝借しました。抜けている作品があるときは「Complete」がタイトルに含まれず単なる「Collection」というタイトルになっています。

  • Anne of Green Gables(赤毛のアン) (アンの年齢(以下同):11-16歳)
  • Anne of Avonlea(アンの青春)(16-18歳)
  • Anne of the Island(アンの愛情) (18-22歳)
  • Anne of Windy Poplars(アンの幸福)(22-25歳)
  • Anne’s House of Dreams(アンの夢の家)( 25-27歳)
  • Anne of Ingleside(炉辺荘のアン)(34-40歳)
  • Rainbow Valley(虹の谷のアン)( 41歳)
  • Rilla of Ingleside(アンの娘リラ)(49-53歳)

また、上記8冊とは別にアヴォンリーの村を舞台として「アンの物語」と同じ背景設定ではあるものの、アンの出番がほとんどない短編集として以下の2作品があります。

  • Chronicles of Avonlea (アンの友達)
  • Further Chronicles of Avonlea (アンをめぐる人々)

上記の10作品すべてが入っているキンドル本はみつけられなかったのですが、私は「Complete Collection」8作品と「Chronicles of Avonlea (アンの友達)」が収録された以下の本を購入しました。

参考:Wikipediaによると、2009年(前作以来70年ぶり)には『赤毛のアン』シリーズの第9作にあたるThe Blythes Are Quoted(アンの思い出の日々)が刊行されたそうです。作者のL.M.モンゴメリの没後に刊行された遺作で、アンの40~75歳を題材にした短編集のようです。(参考:ウィキペディア/アンの想い出の日々

3.5 オズの魔法使いシリーズ全集

以下の全14作品が含まれています。「オズの魔法使い」は有名ですが、続編があるとは全く知りませんでした。日本語タイトルはウィキペディア(オズ・シリーズ)の情報を拝借しました。

  • The Wonderful Wizard of Oz (オズの魔法使い)
  • The Marvelous Land of Oz (オズ虹の国)
  • Ozma of Oz (オズのオズマ姫)
  • Dorothy and the Wizard in Oz (オズと不思議な地下の国)
  • The Road to Oz (オズへつづく道)
  • The Emerald City of Oz (オズのエメラルドの都)
  • The Patchwork Girl of Oz (オズのつぎはぎ娘)
  • Tik-Tok of Oz (オズのチクタク)
  • The Scarecrow of Oz (オズのかかし)
  • Rinkitink in Oz (オズのリンキティンク)
  • The Lost Princess of Oz (オズの消えたプリンセス)
  • The Tin Woodman of Oz (オズのブリキの木樵り)
  • The Magic of Oz (オズの魔法くらべ)
  • Glinda of Oz (オズのグリンダ)

上記のバージョンを購入後、22冊バージョンを発見しました。上記の14作品に加え、「The Woggle-Bug Book」、短編集「Little Wizard Stories of Oz」に収録された6つの短編小説および作者L.フランク・ボームの死後に別の作家が執筆した続編「The Royal Book of OZ」が収録されているようです(参考:Wikipedia/Little Wizard Stores of OzおよびWikipedia/The Royal Book of OZ)。

3.6 マーク・トウェイン全集

「トム・ソーヤの冒険」、「ハックルベリーフィンの冒険」等を始めとした60作品以上が収納されています。

3.7 チャールズ・ディケンズ全集

「オリバー・ツイスト」「デイヴィッド・コパフィールド」「二都物語」「大いなる遺産」を含む15小説、短編、ポエム等が収納されています。

3.8 ジョージ・オーウェル全集

「1984年」、「動物農場」等をはじめとする5小説の他、ノンフィクション小説、エッセー、ポエム等などが収録されています。

4. サイエンス・フィクション

4.1 ジュール・ベルヌ全集

「80日間世界一周」「海底二万里」「地底旅行」等を含む60作品以上の長編小説、短編小説、戯曲、ノンフィクションが含まれています。

参考:原作のフランス語版もあります。こちらも全集です。

4.2 H.G.ウエールズ全集

「タイムマシーン」、「透明人間」、「宇宙戦争」等を含む55作品が収納されています。

5. 推理小説

5.1 シャーロックホームズ全集

長編小説4作品、短編小説56作品の公式作品、及び非公式の6作品、併せて66作品が含まれています。ウィキペディア(シャーロック・ホームズシリーズ)に作品名の一覧が載っています(公式作品のボリュームとしては、長編4冊、短編集5冊のようです)。

5.2 アルセーヌルパン・コレクション

こちらは全集ではなく、以下の12作品のみが含まれています。英語翻訳版です。日本語タイトル、フランス語タイトルはウィキペディア(アルセーヌ・ルパン)の情報を拝借しました。日本語タイトルがないものはたぶん日本語に翻訳されていない作品だと思います。

  • 第一短編集:Arsène Lupin, Gentleman Burglar(怪盗紳士ルパン)[Arsène Lupin, gentleman-cambrioleurr]
  • 中編:Arsène Lupin Versus Herlock Sholmes(ルパン対ホームズ)[Arsène Lupin contre Herlock Sholmès]
  • 長編:The Hollow Needle(奇厳城)[L’Aiguille creuse (直訳:洞の針)]
  • 長編:813 The Arsène Lupin(813)
  • 長編:The Crystal Stopper(水晶の栓)[Le Bouchon de cristal]
  • 第二短編集:The Confessions Of Arsène Lupin(ルパンの告白)[Les Confidences d’Arsène Lupin]
  • 長編:The Teeth Of The Tiger(虎の牙)[Les Dents du tigre]
  • 長編:The Woman Of Mystery (aka The Shell Shard) [L’Éclat d’obus] 
  • 長編:The Golden Triangle(金三角)[Le Triangle d’or]
  • 長編:The Secret Of Sarek (aka The Island of Thirty Coffins) [L’Île aux trente cercueils]
  • 連作短編集:Eight Strokes Of The Clock(八点鐘)[Les Huit Coups de l’horloge (直訳:時計の八時の鐘)]
  • 長編:The Secret Tomb (Dorothée, Danseuse de Corde )

参考:原作のフランス語版(アルセーヌルパン全集)もあります。小説19作品、短編集4作品の計23作品が含まれているようです。

5.3 アガサクリスティー・コレクション

没後まだ45年しか経っていないのでコピーライトが切れた作品が少ないせいか、全集はみつかりませんでした。以下のバージョンが長編小説を一番多く収録しているようですがそれでも5冊のみでした。その他短編集3巻からも作品が収納されているようです。日本語タイトルはウィキペディア(アガサ・クリスティの著作一覧)から拝借しました。ちなみに推理小説としては長編小説66作品、短編集15巻(早川書房「クリスティー文庫」での短編集を基準にした場合)を執筆しているのでほんの一握りです。

  • The Mysterious Affair At Styles(スタイルズ荘の怪事件)[ポアロシリーズ](1920年)
  • The Secret Adversary(秘密機関)[タミー・タペンスシリーズ](1922年)
  • The Murder On The Links(ゴルフ場殺人事件)[ポアロシリーズ](1923年)
  • The Man in the Brown Suit(茶色の服の男)(1924年)
  • The Secret of Chimneys(チムニーズ館の秘密)[バトル警視シリーズ](1925年)
  • 短編集:Poirot Investigates (ポアロ登場)より11の短編小説を収録(1924年)
  • 短編集:Poirot’s Early Cases より13の短編小説を収録(1974年)[日本語版なし] Wikipedia参照
  • 短編集:The Adventure of the Christmas Puddingよりクリスマスプディングの冒険を収録(1960年)

ちなみに、私が購入したバージョン(AGATHA CHRISTIE Premium Collection)は、アマゾンの紹介欄を見ると28作品を収録しているのですがウィキペディア(アガサ・クリスティの著作一覧)と照らし合わせてみると、内訳は以下の通り長編小説3作品、短編集4冊(抜粋)となっていました。違う出版社から違うタイトルで同じ内容のもの(長編3作品+短編)がいくつか出版されているので比較参照できるよう内訳を載せておきます。

  • The Mysterious Affair at Styles(スタイルズ荘の怪事件)[ポアロシリーズ](1920年)
  • The Secret Adversary(秘密機関)[タミー・タペンスシリーズ](1922年)
  • The Murder on the Links(ゴルフ場殺人事件)[ポアロシリーズ](1923年)
  • 短編集:「ポアロ登場(Poirot Investigates)」(1924年)より
    • The Jewel Robbery at the Grand Metropolitan (グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件)
    • The Disappearance of Mr. Davenheim(ミスタ・ダヴンハイムの失踪
    • The Adventure of the “Western Star”(“西洋の星”盗難事件)
    • The Tragedy at Marsdon Manor(マースドン荘の悲劇)
    • The Million Dollar Bond Robbery(百万ドル債券盗難事件)
    • The Adventure of the Cheap Flat(安アパート事件)
    • The Mystery of the Hunter’s Lodge(狩人荘の怪事件)
    • The Kidnapped Prime Minister(首相誘拐事件 )
    • The Adventure of the Egyptian Tomb(エジプト墳墓の謎 )
    • The Adventure of the Italian Nobleman(イタリア貴族殺害事件)
    • The Case of the Missing Will(謎の遺言書)
    • The Chocolate Box(チョコレートの箱 )
    • The Veiled Lady(ヴェールをかけた女 )
    • The Lost Mine(消えた廃坑)
  • 短編集「教会で死んだ男(Sanctuary)」(1961年)より
    • The Affair at the Victory Ball(戦勝記念舞踏会事件 )
    • The Adventure of the Clapham Cook(料理人の失踪)
    • The Cornish Mystery(コーンウォールの毒殺事件 )
    • The Double Clue(二重の手がかり )
      The King of Clubs(クラブのキング)
    • The Lemesurier Inheritance(呪われた相続人 )
    • The Plymouth Express(プリマス行き急行列車)
    • The Submarine Plans(潜水艦の設計図)
    • The Market Basing Mystery(マーケット・ベイジングの怪事件 )
  • 短編集「愛の探偵たち(The Love Detectives)」(1950年)より
    • The Adventure of Johnnie Waverly(ジョニー・ウェイバリーの冒険 )
  • 短編集「クリスマス・プディングの冒険(he Adventure of the Christmas Pudding)」(1960年)より
    • The Adventure of the Christmas Pudding(クリスマス・プディングの冒険)

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