この度、アドセンスに合格しましたので、簡単に報告したいと思います。2019年時点での審査状況を知りたい方、特にマルチサイトを運営していて、コンテンツはサブディレクトリーのみに入っているサイト(ルートドメインはサブディレクトリーへのリンクのみ)を運営している方の参考になれば幸いです。
1.一回目の挑戦(不合格)
1.1 タイムライン
まずは、申し込みから結果受領までどれ位かかったかの参考情報です。
日付 | アクション |
2019年6月3日 8:07 PM | アドセンスに申し込み。5分くらいでアドセンスコードがEメールで送られてきたので、申し込み用のアドセンスコードをルートドメイン (https://junkurema.com) のヘッダーにコピペしてアクティベーション。 |
2019年6月4日 12:22 PM | アクティベーションを促す旨のEメールを受領。アクティベーション済みなので無視。 |
2019年6月6日 昼頃 | なかなか結果が出ないので、もしやと思い、アドセンスコードをサブディレクトリー の一つ(https:junkurema.com/jp) のヘッダーにもコピペ。 |
2019年6月7日12:50 PM | 不合格通知の受領。 |
1.2 解説
サイト開設当時からアドセンスに申し込むつもりでいたのですが、投稿数が30になったら挑戦しようとずるずる引き延ばしていました。また、同時並行で作っていた(はず)の英語サイトは全然進んでいなかった(実は一つしか訳していなかった)のですが、日本語版への投稿数が30になったのを記念して、駄目もとでグーグルのアドセンスに申し込んでみました。
申込時の状態
- ルートドメイン(https://junkurema.com): 各サブディレクトリへのリンクおよび、日本語・英語それぞれのプライバシーポリシーへのリンクのみ。
- サブディレクトリー#1 (https://junkurema.com/jp): 日本語版、投稿数 30
- サブディレクトリー#2 (https://junkurema.com/en): 英訳版、投稿数 1
- サブディレクトリー#1、#2ともにプライバシーポリシー、お問い合わせページ、サイトマップは設置済みでした。
結果
不合格、理由は「Valuable Inventory: No content」でした。
尚、Google AdSenseから受領したEメール等の文言の詳細については以下の記事をご覧ください。
分析
不合格の理由は2つ考えられました。一つはルートドメインに“Under Construction” という文字を残していたこと(下記画像参照)。もう一つは、英訳版のサイトにほぼ記事がなかったことです(なのでこちらにも“Under Construction”の文字を入れていました)。 アドセンスコードはサブディレクトリー#1のみにしかコピペしなかったので、英訳版(サブディレクトリー#2)は審査対象にならないと思っていたのですが、アドセンスコードを貼った、貼らなかったにかかわらずサイト全体が合否審査の対象となった可能性は十分にあります。
ちなみに、当時のルートドメインは以下の画像の通りでした。
結果発表にかかった時間
尚、結果発表までに4日かかりましたが、サブディレクトリーのヘッダーにアドセンスコードを追加してから12時間程度で通知が来ました。なので、もしも最初の段階でアドセンスコードをサブディレクトリーに入れていたらもっと早く結果が出たかもしれません。
2. 二回目の挑戦(合格)
2.1 タイムライン
日付 | アクション |
2019年6月24日 1:18 AM | アドセンスに再度申し込み |
2019年6月24日 1:34 PM | 合格通知の受領 |
2.2 解説
前回の結果が出てから二週間強経ってから再挑戦しました。本当はせめて日本語版の記事の半分にあたる15記事は翻訳してから再挑戦をするつもりでいたのですが、翻訳はあまりはかどらなかったので英訳は8つしか追加できませんでした。日本語は一つ追加しましたが、一つ削除したので30のままで再挑戦しました。
申込時の状態
- ルートドメイン(https://junkurema.com): 前回同様、各サブディレクトリーへのリンクおよび、日本語・英語それぞれのプライバシーポリシーへのリンクのみ。尚、前回あった“Under Construction”という文言は削除しました。
- サブディレクトリー#1 (https://junkurema.com/jp): 日本語版、投稿数 30
- サブディレクトリー#2 (https://junkurema.com/en): 英訳版、投稿数 9
ということで、一回目との違いは “Under Construction”という文言の削除、英語版の投稿数の増加(1→9)でした。尚、アドセンスコードはルートドメイン、サブディレクトリー#1、サブディレクトリー#2のそれぞれのヘッダーに入れました。
ルートドメインには固定ページが1ページ設置してあるだけなので今回はアドセンスコードをルートドメインには入れずに挑戦してみるべきかと悩んだのですが、結果として入れたままで申し込み、合格に至りました。なので、「Valuable inventory: No content」というのは、ルートドメインに記事がないこととは関係ないということが確認できました。
3. まとめ
今回のアドセンス合格・不合格で学んだことをまとめると以下のとおりです。
- サブディレクトリーを使用の際は、サブディレクトリーのヘッダーにもアドセンスコードを入れる必要があります。
- ルートドメインはサブディレクトリへーのリンクのみでも問題ありません(私のサイトでは、ルートドメインには固定ページ一枚しかありませんでした)。
- 多言語対応サイトの場合、すべての記事を訳し終えていなくても大丈夫でした(私の場合、合格時の投稿数は日本語 30 vs 英訳 9)。
- サイトが未完成であることを示唆する文字(“Under Construction”等)を使うのは厳禁です。
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