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アドセンスコードをヘッダーへ入れる方法(サブディレクトリーを使用した場合) 

アドセンスコードをヘッダーに入れる方法です。グーグルアドセンスに申し込むと、審査用のアドセンスコードをサイトのHTMLの との間に貼り付けるよう指示されますが、はっきり言って何のことか分からないかと思います。特に、特にサブディレクトリーを使用している場合だとちょっと戸惑うことがあるので、私がどうしたのかをまとめてみました。尚、すべてワードプレスの場合です。

1.プラグイン (Insert Headers and Footers) の使用

結論から言うと、私はプラグインを使いました。なるべくプラグインは増やしたくなかったので最初は下記の2と3を試したのですが、2は不成功、3はルートドメインには無事には反映されたのですが、サブディレクトリーへの使い方がわからなかったので最終手段としてプラグインに頼ることになりました。

使ったのは、「Insert Headers and Footers」というプラグインです。

(1)既にプラグインの入れ方は知っていると思うので、ここでは割愛しますが、プラグインをインストールすると、設定に「Insert Headers and Footers」が加わるのでそれをクリックします。すると以下のように、Header、Footerそれぞれの入力画面が表示されます。

(2)Scripts in Headerの下に表示されたボックスに、AdSenseから送られてきたアドセンスコードを貼りつけてSaveボタンを押して終了です。

(3)サブディレクトリーを使ったマルチサイトの場合は、ルートドメインだけではなくサブディレクトリーでも同様の作業を行ってください。

2.テーマエディターの使用

たぶん一番一般的なのはテーマエディターを使うことだと思うので、参考までに書いておきます。これは使用しているテーマによっては出てこないかもしれません。ちなみに私はSimplicity2の子テーマを使っています。

私も一番最初に試したのはこの方法だったのですが、エラーメッセージが出て使えませんでした。もしかしてマルチサイトであることが関係しているかもしれません。

2.1 シングルサイトの場合

(1)ワードプレスの「外観」から「テーマエディター」を選びます。

(2)header-insert.phpを選択します。

(3)以下のような画面が出るので、既に書き込んである部分は無視して、空白欄(12行目以降)に、アドセンスから送られてきたアドセンスコードを貼りつけて、保存してください。これで終了です。

2.2 マルチサイトの場合

サブディレクトリ―を使ったマルチサイトの場合はテーマエディターの位置がちょっと違います。

(1)まずは、サイトネットワーク管理画面に行きます。

(2)ここで、「テーマ」から「テーマエディター」が選べます。

(3)ここまできたら、上記のシングルサイトと同じなので、「header-insert.php」を選んでアドセンスコードを貼り付け、保存します。

2.3 エラーメッセージ

ちなみに、私は保存しようとしたところ、以下のようなエラーメッセージが出ました。

致命的なエラーをチェックするためにサイトと通信できないため、PHPの変更は取り消されました。SFTPを使うなど、ほかの手段でPHPファイルの変更をアップロードする必要があります。

同じようなエラーメッセージが出た場合は、この方法はあきらめて、別の方法を使いましょう。

3.PHPファイルの変更をアップロード(cPanelを使用)

次に行ったのは、上記のエラーメッセージに書かれていたPHPファイルの変更をアップロードするという方法です。ルートドメイン(https:/.example.com)のみのシングルサイト、またはマルチドメインであってもルートドメインとサブドメイン(https://aaa.example.com)の組み合わせの場合はこれで問題ないと思いますが、私のサイトのようにサブディレクトリ― (https://example.com/aaa/)を使用した場合には、サブディレクトリ―のヘッダーへは変更されないようなので、この方法はお勧めしません。

尚、私はレンタルサーバーとしてはHawk Hostを使っているので、cPanelでのやり方になります。Hawk Hostに興味のある方はこちらの記事をどうぞ。

レンタルサーバーを、カナダの会社が運営するHawk Hostに変えました。Hawk Hostの魅力、契約の仕方についてお伝えします。

3.1 ファイルのダウンロード

(1) cPanelにログインし、「FILES」の中にある「File Manager」を選択します。

(2) File Managerから、header-insert.phpを探し出します。これは現在使用中のテーマが入ったフォルダーの中に入っています。

私はSimplicity 2の子テーマを使っているので、「pulbic_html 」→ 「 wp content」→「 themes」→「simplicity 2-child」 とクリックしていったところでたどり着きました。別のテーマを使っている方は「simplicity2-child」ではなく、使用中のテーマ名をここで選択してください。

(3) header-insert.phpをクリックすると、「Downloads」ボタンが選択可能になるので、このファイルをダウンロードしてパソコンの適当な場所に保存します。

3.2 ファイルの編集

header-insert.phpを開いて、グーグルアドセンスコードを貼り付けて、保存してください。上記の2.1(3)同様、既に何か書かれている部分は無視して、何もない行に貼り付けます。

ちなみに私はPHPファイルの編集には「Notepad ++」というフリーソフトを使っています。興味のある方は、こちらからダウンロードできます →  https://notepad-plus-plus.org/

3.3 ファイルのアップロード

先ほど保存したheader-insert. phpをアップロードして、上書き保存します。

(1)今回もcPanel でのやり方になりますが、ファイルをダウンロードしたのと同じフォルダーに行き、Uploadボタンを押します。

(2)先ほど保存したheader-insert.phpを選択します。

(3)上書き保存してもいいかの質問に「Yes」と答えて、上書き保存をして終了です。

4.アドセンスコードが正しく貼れたか確認

4.1 自分で確認する方法

コードがきちんと貼れたかは簡単に確認できます。

(1)まず、審査に使ったウェブサイトに行き、右クリックします。以下のようなメニューが表示されるので、「View page source」を選択します。

(2)キーボード左下にある「Controlキー」とアルファベットの「Fキー」を同時に押して、検索バーを表示させます。検索したいキーワードをタイプします。例えば「Google」とタイプすると、Googleという単語が5回使われていることが分かります。

(3) 検索バーの「∨」をクリックすると、上記で使用したキーワード(google)が黄色くハイライトされ、順次カーソルがそこまで飛ぶので、アドセンスコードが貼られている場合は簡単に分かります。

4.2 応募時、Googleによる確認

尚、アクティベーションを開始すると、Googleの方でもアドセンスコードが貼られているか確認してくれます。コードが正しく貼れている場合には以下のように、「The code was found」とのメッセージが出ます。

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