
1. 海外の仮想通貨取引所に口座を持つ場合の注意点
これは残高にもよるのですが、海外口座または海外保有資産としてFBAR (Foreign Bank and Financial Accounts またはForm 8938 (Statements of Foreign Accounts)のレポートの対象となる可能性があります(今のところ正式なガイダンスはでていないので諸説があります)。
注:FBARおよびForm 8938については、回を改めて説明予定です。
なので、海外取引所に一時でも通貨を送金する場合には少額にとどめるか、海外の取引所はあきらめて上記のアメリカベースの取引所を使用した方が良いかもしれません。
アメリカ国内の取引所については以下をご覧ください。
2. 海外の仮想通貨取引所について
2.1 Binance (バイナンス)– 2019年9月11日まで
| 注意:2019年6月14日に、2019年9月12日をもって「US Person」はBinance.comへの入金およびBinance.comでの取引ができなくなる旨の発表がありました。(参考:Binance Terms of Use)
取引ができなくなるのは「U.S. Person」とあるので、アメリカ市民だけでなく、税法上のUS Residentも含むと考え、グリーンカード保持者を含むアメリカ在住の日本人も対象になる可能性ありと考えたが安全だと思います。(税法上のUS. Personの定義についてはこちらを参照してください:IRS: Classification of Taxpayers for US Tax Purposes) 9月12日以降も口座へのアクセスはできるようなので、期日以降もバイナンスの口座から他の取引所やウォレットへの送金はできると思われます。とはいえ、バイナンスに口座があって仮想通貨が預けてある人は、手持ちの仮想通貨がアメリカ国内の取引所では取り扱いのない通貨の場合は取り扱いのある通貨と交換して必要に応じてアメリカ国内の取引所へ移動、またはハードウォレットに移動することを検討した方が良いかもしれません。 尚、Binance.comの代わりに、米国向けの「Binance US」を別途開設予定とのことなので、仮想通貨をBinance.comから直接Binance USへ移動できる可能性もあるので、詳細が発表されるまでは様子見をしてもいいかもしれません。(参考:Binance Announces Partnership with BAM to Launch US Exchange) |
サイト:https://www.binance.com/en/
中国で設立された取引所(マルタ共和国に移転したようです)で、ドルでの入金はできません。バイナンスの口座を開設後、ビットコイン、イーサリウムまたはUSDTを送金して、ビットコイン建て、イーサリウム建てまたはUSDT建てで他の仮想通貨を買うことになります。別の通貨(例えばライトコイン)を送金することもできますが、その場合は一旦、ビットコイン、イーサリウムまたはUSDTに替えてから、改めて別の通貨を買う、というのが従前の方法でした。
取り扱い通貨は100通貨以上と非常に幅広く、積極的に取引通貨の入れ替えを行っているようで、人気のない通貨の取り扱いを辞める一方、新しい通貨の取り扱いも依然として増え続けています。なので、いろいろな仮想通貨の取引をしたい人にはお勧めの取引所です。
また、安全性の高さには定評があり、私の知る限りでも過去2回のハッキングがありました(2018年3月、2019年5月)が、いずれもすぐに発見・対応がなされ、被害も最小限にとどまったようです。
2.2 KuCoin
私自身は口座を開設していませんが、こちらもよく耳にする仮想通貨取引所なので、参考として掲載しておきます。香港をベースとした仮想通貨取引所です。
取り扱い通貨:取り扱い通貨はかなり幅広いです。(参考: https://www.kucoin.com/markets)
入金については、仮想通貨の通知に加えクレジットカードでの購入が可能のようです(Binance同様、Simplexを使用しています)。(参考:KuCoin: How to Buy Coins by Credit Card?)
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