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【私の資産ポートフォリオ】2021年1月の活動と運用実績

ちょっと遅くなりましたが、私個人の資産ポートフォリオについて、2021年1月の活動と運用実績を公開します。

1. 全体像

まずは全体像から。2021年1月末の資産割合は以下のようになっています。

といっても、2020年12月末とほぼ変わっていません。IRAと401(k)に拠出したので、老後資金の割合が若干増えた程度です(その分、銀行預金が減りました)。

仮想通貨は若干の値上がりがあったため微増でした(2020年末:1.7%→2021年1月末:1.9%)、四捨五入したらどちらも全体の2%で変化なしという結果でした。

2. 1月の活動内容

ほぼ何もしませんでした。あえていえば、上述の通りTraditional IRAに2021年分のお金を拠出(といっても銀行預金からIRAの口座に移動しただけ)したことと、3つめとなる401(k)を始めたこと、あとはWebullに口座を開いてみたこと位です。

Traditional IRAについては、毎年Roth IRAにコンバートして年末残高をゼロにしているので、今年も同様にコンバートする予定です。Rothコンバージョンについて興味のある方は以下の記事もご覧ください。

Roth IRAに直接お金を入れられないけれども、Traditional IRAではなくRoth IRAで資産を増やしたい人のための裏技、「Roth Conversion」(またの名をBack Door IRA)について説明します。2019年の情報に更新済です。

WebullについてはRobinhoodとの比較等について別途記事にしたいと思います。

3. Fidelity口座の残高および運用実績

前回同様、老後資金(IRA、401(k))を除いたFidelity口座内のポートフォリオ(青色の部分)と運用実績を公開します。

3.1 Fidelity口座の残高および運用実績

投資活動による増加が$3,857(内訳は、配当金による増加が$1,007、市況の変化による増加が$2,849)と微妙な伸びでした。

ちなみに、私のポートフォリオでは1・4・7・10月に配当金を支払う銘柄が比較的少ない(3・6・9・12月に配当金を支払うものが最も多い)ので、そこら辺を平均化していくのも今後の課題だと思っています。

3.2 運用実績 (S&P500との比較)

2021年1月1日~1月31日までのリターンは0.23%増と、微増でした。S&P500が1.01%減だったのと比べると頑張ったほうだと思います。

3.3 2020年12月末と比べて最も上がった銘柄(増減率)

金額ベースでは、マイクロソフトの$9,466.79増(前月比4.3%増)が一番大きかったのですが、ここでは増加率が最も大きかった順に上位5銘柄をリストしてみました。

Ticker会社名2020年12月末残高2021年1月末残高増減率増減幅
MMACY’S $3,463.83$4,630.7533.7%$1,166.92
TDOCTELADOC HEALTH$5,998.80$7,914.9031.9%$1,916.10
HIMXHIMAX TECHNOLOGIES$15,158.68$19,445.7828.3%$4,287.10
PENNPENN NATIONAL GAMING $1,381.92$1,659.5220.1%$277.60
DKNGDRAFTKINGS$1,862.40$2,164.4016.2%$302.00

Teladoc Health、Penn NationalおよびDraftkingsの3銘柄は、ジム・クレイマー氏のMad Moneyに影響されて2020年に買った銘柄です。いずれも買った直後は一旦値下がりしたのでビビッて放置してしまったのですが、今思えば買い増しのチャンスを逃してしまっていました。これらは株価が下がったらもうちょっと買い増ししたい銘柄です(ちなみにPenn NationalおよびDraftkingsは投資の素人である主人の推し銘柄でした。少額しか買わずにいてゴメンなさいと思ってます)。

Macy’sとHimax Technologyは購入して割とすぐに大幅に上昇したので、欲をかいて利確せずにいたら下がってしまっていたものが再び盛り返したケースです。長期投資をしたいのか短期トレードをしたいのか自分でも理解していなかったゆえの失敗だと思っています。

Macy’sは2017年9月に購入しましたが、振り返ってみると2018年8月、11月が売り時でした。こちらはいまだに元本割れが続いていますがタイミングを見ながら売る予定の銘柄です。

Himax Technologyは2013年8月(Google Glassに使う予定だったようでGoogleが一部買収した頃)に購入しました。一時は一万ドル以上の含み益が出ていましたが、利確せずにいたら下がってしまったケースです。Google Glassの話が没になったときにすぐに売るべき銘柄でしたがずるずると含み損を抱えたまま保有していました。最近アナリストレポートがアップグレードされ、2月に入っても続伸中なので、しばらく保有をしながら今後の方針を検討予定です。

3.4 2020年12月末と比べて最も下がった銘柄(増減率)

Ticker会社名2020年12月末残高2021年1月末談高増減率増減幅
KOCOCA-COLA $13,953.21$12,251.04-12.2%($1,702.17)
MGMMGM RESORTS INTERNATIONAL $13,124.57$11,895.83-9.4%($1,228.74)
VTRSVIATRIS $1,011.96$917.46-9.3%($94.50)
BABOEING $61,764.23$56,031.00-9.3%($5,733.23)
ADBEADOBE SYSTEMS $12,503.00$11,469.25-8.3%($1,033.75)

Coca-Cola、BoeingおよびAdobeはかなり以前に取得していて取得コストが低いことおよび長期保有目的であることから、この程度の下落は全く問題なしです。

Boeingは2013年~2015年にかけて5回にわたって$6,000~$7,000程度を買い増ししていったのですが、MAX 737問題が出た2019年にジム・クレイマー氏から売り勧告が出たのを無視してしまいました(今は買い推奨に代わっています)。あの時(値段が下がる前)に売っておいたらどれだけの儲けが出ていただろうと思うこともありますが、徐々に株価も回復しているので終わりよければすべて良しと思っています。ちなみに、今月のリストには載りませんでしたが、Exxonについてもずいぶん前にジム・クレイマー氏から売り勧告が出ているので、今回はクレイマー氏を信じていずれは売らなくてはと思いつつ保留しています(元本割れしていますが、配当金が良いので捨てがたいです)。

MGM Resortsは主人の希望で2018年5月にポートフォリオに加えた銘柄ですが(たまにMad Moneyを観て、たまたま推奨されていた銘柄が気に入ると口を出してくることがあります)、ギャンブル銘柄枠としてPenn NationalおよびDraftkingsを加えたので、時期をみてこっそり売却しようと思ってます。

ViatrisはPfizerからのスピンオフで、2020年中に気が付いたらポートフォリオに加わっていました。株式数も少ないですし事業内容も把握していないので値段が上がったときに売却予定です。