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Amazon Prime (アメリカ)の100%活用法

Amazon Primeは2016年から使い始めたので、今年で7年目になります。そんなAmazonファンの私がお勧めするAmazon Prime活用法です。

1. Amazon Prime (アマゾンプライム) の基礎知識

1.1 メンバーシップ料金

まずは、一番気になる費用ですが、月ごとに払うか、一年に一度まとめて払うか選べます。月払いだと毎月$14.99かかりますが、年会費だと$139(ひと月当たり$12弱)になるので年払いにするのが断然お得です。

まだAmazon Prime会員になっていない人は30日間の無料お試し期間があります。興味のある方は是非以下のリンクをご利用ください。 ↓ ↓

Amazon Price Free 30-day trial

個人的にはプライムメンバーになる前はアマゾンから購入するのは多くても一か月に一回か二回くらい、月によっては全く使わないこともあったので、メンバーシップ料金の元が取れないと思って敬遠していました。お試し期間があるとはいえ、入会する意思がないのに無料お試し期間を利用するのは抵抗があったのですが、同僚が、「日本に帰省直前にアマゾンから購入したいものができたので、Amazon Primeの30日間のお試し期間を利用して、商品受け取り後にすぐキャンセルした。一年くらい間を置くとまた無料お試し期間が利用できる」というのを聞いたことで、お試し期間利用のハードルがちょっと下がりました。そんなこともあり、とりあえず30日間使ってみたところ気に入ってしまいそのまま使い続けています。

尚、学生(全米50州またはDCの大学で1科目以上を履修している人)の場合には、月額$7.49、年会費$69と会費が半額となっています。また無料試し期間も6か月間と長めになっています。→ Amazon Prime Student membership

上記の、学生向けのプライム会員 (Prime Student) に申し込む際には「.edu」のメールアドレスを使う必要はないようですが、その際には単位を履修中(履修予定)であることを証明する必要があるようです。→ Enrolling in Prime Student Without a .Edu Email Address

1.2 メンバー特典

アマゾンのサイト(About Amazon Prime)にメンバー特典の一覧表がありますが、「Shipping Benefits」、「Streaming Benefits」、「Shopping Benefits」、「Reading Benefits」と「Other Benefits」に大別されています。以下で、代表的な特典をご紹介します。

また、AmazonやWhole Foodsで買い物をする際にChase Bankのクレジットカード(Amazon Rewards Visa Signature Card)を利用すると、プライムメンバーでない人は3%のキャッシュバックが付くのに対し、プライムメンバーの場合はキャッシュバック率が5%となります。カードの年会費は無料なので、私はプライムメンバーになる前からこのカードを使っていました。この追加のキャッシュバックもメンバーになることに決めた理由の一つです。

Amazon Rewards Visa Signature Cardに興味のある人は、以下の記事も是非読んでください。

私が使っているお勧めクレジットカードを紹介します(現在7枚使用中です)。類似のカードについても説明を加えたので、クレジットカード選びの時の参考にしてください。尚、年会費無料~$100未満のクレジットカードが検討の対象となってます。

2. 送料に関する特典 (Shipping Benefits)

2.1 送料無料 (1-day Shipping, 2-day Shipping)

Amazon Primeへの加入を考える人の大半は、アマゾンで買い物をした場合に送料が無料(しかも2-Day Shipping)になる特典が目当てだと思います。かくいう私もその一人で、プライムメンバーになって大変満足しています。

プライムメンバーでなくても、$25以上の対象商品(SellerがAmazonかつ“FREE Shipping”と書かれている商品)を購入すると送料無料になりますが、欲しいものが比較的安価なものの場合、他に欲しいものがないか探しまくる、または他に欲しいものが出てくるまで一旦注文を保留する必要があります。また配達に4-5日かかるStandard Shippingの利用となるので、商品がなかなか届かないことが多いです(ご存知の方も多いと思いますが、2-day Shippingにアップグレードするには別料金がかかります)。

プライムメンバーの場合は、値段に関係なく無料で2-day Shippingが利用できるので、オーダーしたものがいつ届くのか待つというストレスから解放されます(お住まいの地域、購入品目によってはSame day shipping、1-day Shipping、 2-hour shippingが利用できる場合もあります)。ということで、欲しいものが一点でも躊躇せずに注文でき、比較的短期間で受け取れるというメリットがあります。但し、下記の「5.買い物に関する特典」の対象商品には2-day Shippingを始めとする送料に関する特典は適用になりません。

2.2 Digital Rewardが貰える

アマゾンで買い物をしてチェックアウトをするときに、「Amazon Day delivery」や「No Rush shipping」を選択すると、キンドル本、アプリ、アマゾンミュージックのダウンロード等に利用できるDigital Rewardが貰えます。「Amazon Day delivery」「No Rush shipping」どちらもプライム会員が対象です。

  • Amazon Day Deliveryとは、アマゾンから購入したものが何曜日に届くのか予め指定できるサービスです(詳しくはこちら → Amazon Day Delivery)。一つの商品のみを購入したときにはRewardが付かないようですが、複数の商品を一緒に購入してAmazon Day Deliveryを選ぶと、商品数に応じてDigital Rewardがもらえます(商品ごとに75セント貰えるようなので、例えば4商品を注文した場合は3ドル分貰えます)。たぶんアマゾン発送の商品のみが対象だと思います。
  • Free No-Rush Shippingとは1-day shippingや 2-day shippingも無料で選べるにもかかわらず、あえて一番遅い発送方法を選ぶことです(大抵は翌週の到着になります)が、その見返りとして商品数に応じてDigital Rewardがもらえます(詳しくはこちら → Free No-Rush Shipping)。いつもこの選択肢があるわけではないのですが、Prime Day期間中はFree No-Rush Shippingを選ぶと一商品あたり1ドルのDigiral Rewardが貰えたので、アマゾンの繁忙期のみのサービスかもしれません。

その他、Shipping Benefitsの詳細に関してはこちらをご覧ください。→ Amazon Prime Shipping Benefits

3. ストリーミングサービスに関する特典(Streaming Benefits)

3.1 プライム・ミュージック (Prime Music)

送料無料の特典の次に気に入っているのはこのPrime Musicです。最初のうちは外出時にiPod Touchで聞く程度でしたが、スマートスピーカー(Amzon Echo Dot)を購入してからは在宅時に利用することが断然利用が増えました。

Prime Musicの一番の強みは、スマホやタブレット等、スクリーンのある端末で利用すると、歌の歌詞がスクリーンに流れる曲が多くあるということです(カラオケのように、曲の進行に合わせて歌詞の該当する箇所が順々にハイライトされていきます)。英語の聞き取り能力向上にも役立ちますし、お気に入りの曲を聞きながら一緒に口ずさむという楽しみが増えました。

曲をダウンロードしてオフライン(インターネットがつながっていない状態)で聞くこともできるのも魅力です。また、シングルカットされた曲だけでなく、好きな曲が入ったアルバムを丸々聞いたり、ダウンロードをすることもできます。

曲のジャンルは洋楽(ポップス、ロック、カントリミュージック等)、クラシック、ジャズ等で、日本の音楽が聴きたい人には期待はずれかもしれません。個人的には、映画やブロードウェイミュージカルのサントラ盤が割と充実しているのが気に入っています。

プライムミュージックで聴ける曲やアルバムは定期的に入れ替わるので、先月まで聴けていた曲が突然聴けなくなったりすることがあります。これは前もってダウンロードした場合であっても同様に聴けなくなります。

全ての曲を制限なく聞きたい人は、別途料金を払ってAmazon Music Unlimitedにアップグレードできます。

3.2 プライム・ビデオ (Prime Video)

こちらは映画やテレビ番組のストリーミングサービスです。古い映画・番組も多いですが、新しめのものも割とあります。ハリウッド映画やアメリカで放送された番組が大半ですが、日本映画や日本で放送された番組(日本語音声のもの)もたまに見つかります。また、アマゾンオリジナル(Prime Videoでしか観れないもの)の映画やテレビ番組も結構あります。

Prime music同様、Prime Videoでも無料で観れる映画やテレビ番組は定期的に入れ替わるので、観たいものが見つかったら早めに観ることをお勧めします。そのうちに観ようと後回しにしていた映画やテレビ番組がいつの間にか対象外となっていて泣いたことが何度もあるという経験からのアドバイスです。

また、Prime Music同様、ダウンロードしてオフラインで楽しむことができるので、長い待ち時間が予想されるけれどもインターネット環境にない場合等に重宝します。

テレビ番組はドラマだけでなく、チュートリアル的なもの(写真撮影、絵画の書き方等)やエデュケーショナル的なもの(歴史物、言語レッスン、ギリシャ神話)もあります。懐かしいテレビシリーズもあったりするので、「こんなものも観れる」と探す過程が楽しかったりします。

また、実は最近気が付いたのですが、「 アマゾンオリジナル 」となっている作品は、音声及び字幕の切り替えが可能なので、字幕をオフにして日本語音声で楽しむ、または英語を含む他言語で聞きながら日本語字幕(または他言語の字幕)を表示させることが可能です。

参考までに、Amazon Originalに限らず日本語音声で聞けるTV・映画の検索結果はこちらです。Prime会員が無料で観れるものは約400タイトルあります(2021年10月17日現在)。→ Prime Video (Movies & TV): Japanese audio

4. 読書に関する特典 (Reading Benefits)

4.1 プライム・リーディング (Prime Reading)

小説、雑誌等のキンドルバージョン(Kindle eBook)を無料でレンタルすることができます。一度にレンタルできるのは10冊までですが、読み終わった本や雑誌を返していけば、借りられる冊数に上限はありません。特に、一度読めば満足する内容か、何度も読みたい内容かの判断も含め、購入するかどうか迷っている場合には重宝しそうです。

プライム・リーディングの対象となる小説や雑誌は定期的に入れ替わるそうですが、1,000以上のタイトルが常時対象になっているようです。

より広い幅の本を読みたい人は、別途料金 ($9.99/月) を払ってKindle Unlimitedにアップグレードできます(Amazon Primeとは別プログラムなので、Amazon Primeの会員になる必要はありません)。これにより百万冊以上の本が読めるようになります。

4.2  アマゾン・ファースト・リード (Amazon First Reads)

毎月、Editors’ Pickとして7~8冊の新刊が紹介され、自分の選んだ本のキンドルバージョン(Kindle eBook)を一冊無料でダウンロードできます(返す必要のない、無料進呈の本です)。

詳しくはこちらから → Amazon First Reads

私は貰えるものは貰っておく主義なので、読まないかもしれないけれども一応毎月ダウンロードしています。新書なので、当然最初のうちはレビューがついていないのですが、月末に近づくと段々レビューの数が増えてくるので、月末まで待って、レビューの高い本をダウンロードするというのが私のとっている作戦です。

5. 買い物に関する特典 (Shopping Benefits)

5.1 サブスクライブ&セーブ(Subscribe & Save)

指定した商品を指定した頻度(2週間から6ヶ月の間から選べます)で定期的に配達してくれるサービスです。このサービスを利用した場合、該当商品が通常価格から5%割引(4商品未満の場合)または15%割引(5商品以上の場合)となるので、定期的に購入する商品がある場合はお勧めです。配送前にお知らせが来るので一回だけスキップすることも可能です。また簡単にキャンセルできます(どちらも商品ごとに指定できます)。

尚、プライム会員でない人も利用できますが、非プライム会員の場合は初回オーダー時には配送料がかかるようです。プライム会員の場合は当然、最初から配送料無料です。

詳しくはこちらから → Subscribe & Save

5.2 アマゾン・フレッシュ (Amazon Fresh)

食料品および日用品を指定した時間帯に届けてくれるサービスです。配達の時間帯は2時間ごと細分化されています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

久しぶりに食料品のデリバリーサービス「Amazon Fresh」を使ってみたのですが、いろいろと変わっていたので紹介したいと思います。2020年7月の体験です。

5.3 ホールフーズマーケット (Whole Foods Market)

ホールフーズからの配達またはホールフーズの店頭でのピックアップ

Amazon Fresh同様、食料品および日用品を指定した時間帯に届けてくれるサービスで、Amazon Freshと同様に配達の時間帯は2時間ごと細分化されています。

Amazon Freshとの違いは、注文した品物が、Amazon Fresh経由で注文した場合はアマゾンの配送センター(Fulfillment Center)でアマゾン配送センターの従業員によって仕分けされるのに対し、Whole Foods Marketの場合は最寄りのWhole FoodsでWhole Foodsの従業員(In-Store Shopper)によって仕分けがされることです。配達については、どちらもAmazon ドライバー が担当しているそうです(ちなみに掲示板によると、AmazonドライバーはIndependent Contractorだそうで、人の代わりに食料品を運ぶUberドライバーのような位置づけだそうです)。

扱っている商品が違っていたり、全く同じ商品であってもAmazon FreshとWhole Foods Marketsでは、値段設定が違っているというのも両者の大きな違いです。

また、Amazon Freshの場合は在庫管理がやりやすいのでチェックアウトが済めば頼んだものはほぼ配達されてくることが期待できるのに対し、Whole Foods Marketsの場合は、オンラインでのチェックアウトと配送日時の間の間隔が長い場合、頼んだものが品切れになっている可能性がある(仕分けされるまでは店頭に出ているので、直接Whole Foodsに行ったお客さんに先に買われてしまう可能性がある)そうです。

私自身はWhole Foods Marketからの配達を利用したことはないのですが、配送時間が確保できるか適当に品物を入れて試してみたことがあり、その時には万が一注文したものが店頭にない場合には、似たような商品でも良いかをIn-Store Shopperが問い合わせできるように、電話番号を入力するように求められました。

尚、配達されるのを待つ代わりに、欲しいものを袋詰めしてもらって自分で店頭に出向いてピックアップすることもできるようです。

ホールフーズマーケット (Whole Foods Market) – 店舗での買い物

ホールフーズで買い物をするときにはセール品等にプライムメンバー価格が表示されている場合があります。ホールフーズのスマホアプリをダウンロードしておき、購入予定の商品をスキャンさせるときに、アプリに表示されるQRコードをスキャンも併せてスキャンさせると、プライムメンバー価格(追加の割引)が適用になります。

5.4 プライム・ワードローブ (Prime Wardrobe)

衣類、靴、アクセサリー類を試着できるサービスです。私自身は試したことがないので体験談ではないのですが、対象商品の場合には、「購入」ボタン以外に「Prime Wardrobe」ボタンがあるので、チェックアウト時に「Prime Wardrobe」ボタンの方を利用します。商品到着後、購入するのか返品するのか決めるための猶予期間が7日間あるとのことです。

詳しくはこちらから → Prime Wardrobe

6. その他

6.1 アマゾン・フォト (Amazon Photos)

アマゾン・フォトとは、写真・動画をクラウド上に保存し、共有またはアクセスできるストレージサービスですが、実はプライム会員でない人も使えます。但し、非プライム会員の場合は容量は写真・動画の合計が5GBまでに限られています。

プライム会員の場合は、写真については容量無制限で保存できます(ちなみにビデオについては5GBまでとの上限があります)。また画質を落とさずオリジナル画質のままで保存できます。

詳しくはこちらから → What is Amazon Photos?

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