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カナダ&ニューイングランドクルーズにかかった費用(2019年) ~ 出航間際の大幅値下げを利用 

カナダ&ニューイングランドクルーズが大幅値下げになっていたので、仕事が忙しくなかったこともあり、出発の2週間前に予約、今年2回目となるクルーズに行ってきました。一番安いインサイドキャビン(窓無しのキャビン)を利用したこともありますが、驚くほど安かったのでシェアしたいと思います。

ク ルーズ自体の経験談はスピンオフサイト(暮眞★潤の旅行の話)にいずれ掲載予定です。

1. クルーズ概要

1.1 行程

今回利用したのは、ノルウェージャン・ジェム号(Norwegian Gem)、ボストン発、ケベックシティ着、7泊8日のカナダ&ニューイングランドという行程のクルーズでした。日程は以下の通り9月の後半でした。 尚、ケベックシティで一泊後、飛行機でニューヨークに戻ってきました。

上記は当初の予定で、実際は天候のため6日目に予定していたシャーロットタウン(プリンスエドワード島)と8日目に予定していたラ・ベ(La Baie)への上陸がキャンセルになったことから最後は3日連続で船上で過ごしました。

1.2 費用総額

結論から言うと、クルーズ代金だけだとインサイドキャビン利用で、二人で$1,058(一人当たり$529)しかかかりませんでした。これ以外に自宅(ニューヨーク)からボストンへのバス代として$53、ケベックシティからの片道飛行機代として$550、ケベックシティでのホテル代として$250、旅行保険$76.5、寄港地でのツアー代金$254 (2か所でツアーに参加、チップ別途) 、地下鉄・タクシー代で$100 (チップ別途) がかかったので、合計だと$2,400弱でした。尚、上記にはお土産代やお酒代、船外での食事代は含んでいません。

以下、詳細に説明していきます。

2. クルーズ代金

アラスカクルーズに関するページで紹介しましたが、クルーズ代金は以下の3つに大別されます。

(1)基本代金(船内での宿泊費、船内での食事代、船内での活動費)
(2)租税、手数料および港湾費用
(3)船内でのチップ代

2.1 私の場合(2019年9月後半)

費用総額の欄で、2人分のクルーズ代金として$1,058(一人当たり$529)かかったと書きましたが、内訳は以下の通りでした。
(1)基本代金 = $498(一人当たり$249)
(2)租税、手数料および港湾費用 = $349.84 (一人当たり$174.92)
(3)船内でのチップ代 = $210 (一人当たり$105 = 1日当たり$15 x 7日)

尚、一人当たりの基本代金の$249ですが、下記のテーブルにある通り、購入直前に値段を確認したときには$299でした。

Norwegian Gem (ボストン→ケベックシティ)。2019年9月5日に確認した時の基本代金。

購入画面に進むときにはそこから更に$50下がって$249になっていたので、私が予約したときが底値だったろうと思われます。また、購入時にはオーシャンビューキャビンとバルコニーキャビンは「Sold Out」と出ていたので、ちょうど変動が激しかった時に予約したようでした。

また、この$249というのは自分でキャビンを選べず、クルーズラインにキャビンの位置を一任する「Sail Away Inside」というランクだったのですが、一つランクアップして「Inside」にするとFREE OPEN BAR等とはじめとする特典のうち1つが選べる仕様になっていました。「Inside」にするには追加で一人当たり$150かかった($249のかわりに$339になった)ので、ランクアップはしませんでした。今から思うと、$339にして 特典を享受しなかったというのは今回の旅行の反省点です。

2.2 2020年の場合

ちなみに、Norwegianの公式サイトによると、2020年の場合は以下のようになっています。9月後半出航の便はインサイドキャビンだと一人当たり$599となっているので、私は半額以下でクルーズができたことになります。

Norwegian Gem (ボストン→ケベックシティ)。2019年10月6日に確認した時の基本代金。

尚、キャビンタイプによって各種特典がついてくるのですが、上記の表に記載されている価格は各キャビンタイプの中で一番安い値段で、実際には各キャビンタイプがキャビンのある階および位置(船の前方、中頃、後方)によって細分化されています。上記はクルーズラインにキャビンの選択を一任する場合の価格で、これらの価格帯を選んだ場合には特典はつきません。

ちなみに、2019年10月6日現在、2020年の9月18日出航のクルーズの場合、インサイドキャビンには$599~$899の部屋があり、$699以上の部屋を選んだ場合のみ特典(FREE OPEN BAR、FREE SPECIALTY DINING、FREE SHORE EXCURSIONS、FREE WIFIの中から2つ選択可)となっているようです。尚、この特典は、キャビンタイプが上がるほど増えていき、出港地・寄港地までの飛行機代無料なども含まれるようです。

3. 旅行保険

旅行保険を安く上げる方法については、以下のページですでに紹介したので興味のある方はこちらをご覧ください。

今年(2019年)の夏休みに、かねてから行きたいと思っていたアラスカクルーズ(7泊8日)に行ってきました。 という話を友人・知人にすると、費用について聞かれることが多かったので、クルーズの費用についてまとめてみました。その時に学んだ、クルーズ旅行をできるだけ安く済ませるためのコツも併せて紹介します。

尚、前述の通り、私が実際に支払った旅行保険は$76.5で、クルーズだけでなく翌日のケベック滞在、帰りの飛行機もカバーしています。今回はクルーズ自体はExpediaから購入したのですが(Norwegianの公式サイトから購入するのと値段が変わらなかったため)、Expediaから推奨された保険はクルーズだけカバーするもので、保険料が$60でした。安いっと思って購入してしまいましたが、よくよく考えて、翌日キャンセルし、insuremytrip.comから購入し直しました。

4. 飛行機の予約について

飛行機代無料の特典の対象になっていなかったこともあり、帰りの飛行機はUnited Airlineのサイトから直接予約しました。

ちなみに、クルーズ中に知り合ったご夫婦とたまたま帰りの飛行機の話になったことがあるのですが、その時に帰りの飛行機はNorwegian手配のもので、クルーズ船の到着するケベックシティ発ではなくてモントリオール発なのでまずはモントリオールまで(Norwegianの手配した)シャトルバスで移動が必要なうえ、レイオーバーが8時間あるという話を伺いました。「知っていたら自費で$800払ったのに」と言っていたので、ケベックシティからの便を自分で手配したら$800のところを無料手配してもらっていたようでした。お金を取るか、利便性を取るか悩ましいところです(とはいえ、私にはもともと選択肢はありませんでしたが)。