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投資アプリ「Webull」の魅力および「Robinhood」との比較

今回は投資アプリ「Webull」を簡単に紹介します。既に「Robinhood」の口座を開いているので、Robinhoodとの比較という形での紹介になります。

1. Robinhoodとの共通点

1.1 株式およびETFの取引手数料が無料

株式およびETFの取引手数料が無料です。尚、SEC, FINRA およびOCCから課せられる費用はそのまま転嫁されるようです(明言されていませんがこれについてはRobinhoodも同様だと思います)。

参考:Webull: Isn’t the commission free? Why was my trade charged $0.02?

ちなみに、Robinhood同様、ミューチュアルファンドは取り扱っていません。

1.2 オプション取引手数料が無料

オプション取引も無料です。とはいえ株式やETF同様、SEC, FINRA およびOCCから課せられる費用はそのまま転嫁されるようです(明言されていませんがこれについてもRobinhoodも同様だと思います)。

参考: Webull: What are the options trading fees on Webull?

1.3 仮想通貨取引手数料が無料

仮想通貨取引の手数料も無料です。

参考:Webull: What are the fees or commissions for trading crypto on Webull?

どの州の在住者でも仮想通貨取引が可能です(注:以前はニューヨーク州のみ対象外となっていましたが、2022年3月29日からニューヨーク州在住者も取引可能になりました)。

1.4 仮想通貨の送受信が可能

Webull口座内での仮想通貨の売買に加えて、ビットコイン、ライトコイン、ビットコインキャッシュについては仮想通貨ウォレットを利用して送受信することが可能のようです(どの州の在住者が対象となっているかは未確認です)。

参考:Webull: Crypto Transfer Beta is coming soon!

Robinhoodでも一部の州を除き仮想通貨ウォレットが導入されましたが、今のところiOSにのみ対応しているそうです(2023年4月現在)。

1.5 単元未満株の取引ができる

Robinhood同様、単元未満株の購入ができます。最低購入金額は$5のようです(例:アップル株やテスラ株を$5分だけ買う)。

1.6 口座開設をすると無料で株式が貰える

Robinhoodで口座を開設して銀行口座とリンクするとサインアップボーナスとして上場株式が貰えますが、Webullにも同様の特典があります(Robinhoodよりずっと気前がいいです)。私がサインアップしたときは貰える株式数は2株で、口座開設時に1株(Account Opening Bonus)、$100以上の資金を口座に移動した時に追加で1株(Deposit Bonus)と段階的になっていました。

時期によっていろいろとキャンペーンをやっているのでサインアップするタイミングによってもらえる株式数は変わりますが、2023年4月現在、12~24株がもらえます(2023年5月9日まで)。

私のReferral Linkが含まれているのですが、興味のある方はもしよかったら以下のボタンからスタートしてください。

↓↓↓

2. Webullの魅力(Robinhoodとの違い)

(参考)日本在住者用のアプリがある

アメリカ在住者には関係ありませんが、2023年4月から日本在住者もWebull(ウィブル証券)に口座開設ができるようになりました。取り扱いは米国現物株、海外ETFのみでオプション取引や仮想通貨の取引はないようです。興味のある方は以下のバナーをクリックしてみてください (注:招待リンクが含まれています)。

 Webull日本版

2.1 テクニカル分析や株式選択のためのツールが充実

あくまでもRobinhoodと比較してですが、チャート分析や株式選択(Stock Screening)のためのツールが充実しています。

私が特に気に入っているのは「Analysis」の部分です。特定の銘柄を買うタイミングを決める際にYahoo Financeに掲載されている「1y Target Est」を参考にすることが多いのですが、Yahoo Financeには計算根拠が記載されていないためどのように計算されているのかいつも疑問に思っていました。今回、Webullの「Analysis」タブ中の「Analyst Price Target」の平均値にYahoo Financeの「1y Target Est」と全く同じ数字が出ていることに気が付きました。

一例として以下に2021年3月21日現在のApple (AAPL) のデータのスクリーンショットを載せました。他の銘柄もいくつか比較してみましたがいずれもWebullに記載されているAnalyst Price Targetの値はYahoo Financeに記載されている1y Target Estの値と一致していました。

2.2 時間外取引の時間帯が長い

通常の証券の取引時間帯は9:30AM~4:00PM ESTですが、Webullでは4:00AM~9:30AM ESTおよび4:00PM~8:00PM ESTがそれぞれPre-Market、After Hourの時間帯として取引可能な時間帯となっています。

ちなみに、今回初めて知ったのですがRobinhoodでも時間外取引が可能です。但し時間帯はWebullと比べると短く、Pre-Marketが7:00AM~9:30AM EST、After Hourが4:00PM~8:00PM ESTとなっています)。

参考:Webull: Can I trade in pre and post market with my Webull account?, Robinhood: Extended-Hours Trading

(注:以前は時間外取引の時間帯がもっと短かったのですが、2022年3月29日から長くなりました。参考:The Wall Street Journal)

ついでなのでFidelityについて調べてみましたが、Pre-Marketが7:00AM~9:30AM EST、After Hourが4:00PM~8:00PM ESTとなっています。そして自分から申請する必要がありました。時間外取引は通常の時間帯(9:30AM~4:00PM EST)の取引と比べて高いリスクが伴うので、そのリスクを理解したことを確認するというのが申請が必要となっている趣旨のようです。(参考:Fidelity: Extended-hours tradingSEC: After-Hours Trading: Understanding the Risks)

2.3 ペーパートレードができる

ペーパートレードができます。Robinhoodにはない機能です。

ちなみに、私が別途口座を持っているE*Tradeでもペーパートレードが可能です。私は口座を開いていませんがTD Ameritradeでも可能だと思います。

3. Webullの欠点(Robinhoodとの違い)

3.1 ウェブサイトが使いづらい

Robinhood同様、ウェブサイトがあるのでスマホのない人も基本的にはパソコンでの取引が可能ですが、個人的にはウェブサイトが使いづらいです(単なる慣れの問題かもしれませんが)。

スマホアプリはすごくわかりやすいので、主にスマホを利用する人はあまり関係ないかもしれません。

3.2 口座開設に時間がかかる

これは最初の一回だけなので欠点というほどではないですが、口座の申し込みをしてから承認されるまで1~2日かかると書かれています(私のときは申請した翌日に承認されました)。Robinhoodは申し込んだ瞬間に口座が開設されてその日のうちに、入金、取引開始できた記憶があります。

また、無料で貰った上場株式が売却可能になるのにも結構時間がかかりました(Robinhoodは3日程度だったのに対し、Webullは10日~2週間位かかりました)。

口座開設の手順については以下の記事にまとめたので、興味のある方はこちらをご覧ください。

今回は投資アプリ「Webull」の口座開設の手順についてです。株式、ETF、オプション、仮想通貨の取引が無料でできます。また、口座を開設するとサインアップボーナスと入金ボーナス合わせて12~24株が貰えます(キャンペーンの有無によってもらえる株式数は変動します)

Robinhoodの方がいいかも、と思った方は以下の記事を参考にしてください。

今回は投資アプリ「Robinhood」の簡単な紹介および口座開設の手順についてです。株式、ETF、オプション、仮想通貨の取引が無料でできます。また、口座を開設するとサインアップボーナスとして上場株式が1株貰えます。